第2回地元アクチベーター育成のための教育談話会を開催しました

2014年8月5日

 生物資源科学部では、6月11日(水)に「地元アクチベーター育成のための教育談話会」を開催しました。この企画は、地元の高校教員と、本学部の学生及び教員との討論を通じて「地元アクチベーター」、すなわち山陰地域の活性化を担う優秀な人材を育成するための課題を明らかにし、解決法を探るために企画されたものです。昨年度に続いて第2回目となる今回は、合計40名の方々にご参加いただきました。

 
第一部 学部生と考える地域活性化のポイント

 開会の挨拶と趣旨説明の後、第一部ではまず、出雲市の起業家で本学部の前身の理学部生物学科の卒業生でもある糸賀一雄氏、法文学部の卒業生で現在はNPO法人を主催する清水隆矢氏、農業生産学科4回生の神田玲菜さんの3名が、話題提供として自らの体験や地域活性化に関わる意見等を披露しました。

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糸賀氏の講演「サラリーマンでない私」。学生時代から留学を経て就職・起業に至る経緯や、日々の仕事・余暇の過ごしかたなどについて紹介。 出雲市大社町を拠点とするNPO「ふるさとつなぎ」代表の清水氏。大学時代の体験を活かして、地域活性や社会課題につながる事業を展開中。

 続いて行われたグループ討論では、高校教員・大学生・大学教員の三者が

  1. 自分の考える「地元活性化」とは何か
  2. 地元活性化に必要なのは都会の生活経験かそれとも田舎(限界集落など)の生活体験か
  3. 山陰地域に人・投資を呼び込む良い方法は

の3点をテーマに議論し、その成果を発表しました。事前準備の段階では観光振興やメディアを通じた話題づくりなどに目が向きがちだった学生も、学外の方との意見交換を通じて、一口に「活性化」と言っても実に多様な形があることを感じたようです。討論終了後、ある学生は「島根の良さは普段の生活の中にあり、なかなか気付くことができない。広い視野をもち、考えることが大切だと思った」と感想を語り、大いに刺激を受けたようでした。

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40名の参加者が5グループに分かれ、約2時間におよぶ活発な討論・発表が行われました。

第二部 地元アクチベーター育成に向けた高大連携

 第二部では、高校教員と大学教員による懇談会が開かれ、「地元アクチベーター育成につながるモチベーションの高め方」「地域志向人材の受入」「幼児教育から高等教育までをどう連携させるか」などをテーマに、本学部の入試制度や教育カリキュラムについて忌憚のない意見交換が行われました。

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第二部の懇談会の様子。高大連携の拡充策、本学部の入学者受入方針や選抜方法を中心に意見を交わしました。

 今回ご参加いただいた高校教員からは、「非常に有意義だった。ぜひ今後も継続してほしい」「高校生も参加できる談話会があるとよい」「テーマをもう少し具体的に絞り込んだ方がより議論が深まるのではないか」など、熱心なご意見・ご感想を多数いただきました。

 生物資源科学部では、今後も地域の高校や企業と連携する事業を積極的に推進し、「地元アクチベーター」育成のための企画を継続して開催していく予定です。

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