平成26年10月8日（水）、生物資源科学研究科は、来年度以降の大学院への進学を希望、または進学が決定している学部学生を対象とした「大学院に進学してみませんか?セミナー」を開催し、35名の学生が参加しました。

　今回のセミナーでは、参加者に進学によるキャリアアップを具体的にイメージしてもらうため、社会人入試を経て現在本研究科で学ぶ社会人院生や、今年度の就職活動を終えたばかりの先輩院生の講話が行われました。実体験に基づいた説得力ある話を聴くことで、参加した学生は、大学院における高度な専門知識と幅広い視野の習得が、自らの今後のキャリア、そして人生設計に大きな影響を及ぼすことについて、具体的・実際的に考える機会を得たようでした。

社会人院生や先輩院生が、大学院進学の意義や就職に関する自らの体験を語った

　また、島根大学大学院では、今年度から授業料免除等に関する新制度を導入します。この制度は、入学料免除と在学中の授業料免除を入学手続き前に内定できるというもので、進学による経済的負担を軽減し、いっそう研究・勉学に勤しむ環境を整えることを目的としたものです。セミナーでは、この新制度のほか、各種奨学金、ティーチングアシスタント制度など、研究科が用意するサポート体制についても詳細な解説が行われました。

地阪研究科入試委員長による進学のメリットの説明と、聴講する学生

　生物資源科学研究科は、このセミナーに参加した学生はもちろん、社会人の方なども含めた多くの方々が本研究科へ進学し、後々多様な分野において活躍されることを期待しています。