隠岐島前高校生と島大生による地域活性化のための懇談会を開催しました

2015年1月14日
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 隠岐島前高校から1 年生58 名、島根大学からは生物資源科学部を中心に
 21名の有志学生が参加

 11月13日(木)、松江テルサ大会議室において、生物資源科学部を中心とした島根大学の学生と、島根県立隠岐島前高校の生徒による懇談会を開催しました。

 隠岐郡海士町にある隠岐島前高校は、地域のリーダー・起業家的人財を育成する「地域創造コース」の設置や、島外から意欲ある人材を受け入れる「島留学」など画期的な事業で著名な学校です。同校1年生が大学見学に来訪するので交流を深めてはどうかと学生に提案したところ、地域活性化の志を同じくする大学生が自主的に集まり、企画・運営にあたることで、この懇談会が実現しました。

 懇談のテーマは「地域活性のために大学で何を学ぶか」。8名ずつ10グループに分かれた高校生・大学生が、ポストイットを用いて意見を出し合い、ポスターにまとめ、発表するというブレインストーミング形式で行いました。開始当初は双方とも緊張した面持ちでしたが、自己紹介などを通してすぐに打ち解けたようで、約1時間のディスカッションは企画した学生達の想定以上に熱のこもったものとなりました。

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各班2名ずつ配置された大学生は、入念なリハーサルを行った甲斐もあり活発な議論をリードすることができた
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煮詰まったところで席を離れて他班の様子を見て回り、それを参考に自分たちのポスターをブラッシュアップ

 各班代表によるまとめの発表では、「大学で自分の専門を一生懸命勉強する」「ボランティアや旅行を通して人脈を作る」といった学業・課外活動に関わる身近なアイディアから、「地域について知ってもらうための情報発信が必要」「地域の文化を発展させ、活気あふれる島根県に」といった地域活性化の視点から隠岐や島根県、さらには国全体を広く見据えた意見、さらには「大学生は自由であるからこそ行動に責任が伴う」として学生の姿勢を問う声など、実に多様な意見が発表されました。

 会の締めくくりに大学生の企画員から「大学生にとってもためになる会だった。いろいろな意見があるが、やはりまず地域を愛する、日本が好きだという心が大切だと感じた」と感謝の言葉が伝えられました。これを受けた高校生代表からも「この貴重な経験を活かして、地元愛をもって隠岐をもっと活性化していきたい」と返礼があり、地域への「愛」を共有する者として、互いに大いに刺激を受けた様子でした。今後の島根大学生物資源科学部と隠岐島前高校の交流事業として、年度末には大学生側の隠岐への訪問が計画されています。

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両校代表による総括。質疑応答の際には、高校生・大学生双方から恋愛に関する鋭い質問が飛ぶ場面もあり、大いに賑わった

学生企画員のリーダーを務めた土田美樹さん(生物資源科学部1年生)のコメント

 今回初めて、企画から携わっての活動をしました。そのため、そもそも内容はどうするのかという所から始まり、初めて経験できたことが多数ありました。間違いなく自分の成長につながりました。
 しかし、月並みな言い方ですが、本当に1人ではできなかったことです。関わってくださった方々には、厚くお礼申し上げます。
 これからの活動には、今回得た経験を生かし、より良いものに作り上げていこうと思います。

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第2班のポスター。つながり・魅力・人口・働く場といった要素が循環し、地域の外の人からも愛されることが地域活性につながると説いた(クリックで拡大)

第7班のポスター。「人口ピーポー」「白衣」「大学生の特権だよね!」など、独特のキャッチーな表現で意見を分類した(クリックで拡大)

 

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