公開日 2015年06月15日

 平成27329(),生物資源科学部のミッション研究課題成果報告会(島根大学生物資源科学部ミッション“隠岐島の生物資源価値の再発見”)が,隠岐の島ふれあいセンターにおいて開催され,地元住民約60名が参加しました。

ミッションとは,国立大学の学部として地域にどのような貢献ができるのか示すというものです。生物資源科学部では「沿海・汽水域の生物資源の利活用」と「高齢化社会における豊かな農山村の創造に寄与する学術的研究」の2つに関連する教育・研究を行っています。

 報告会の冒頭で,隠岐の島町長が島根大学と包括的連携の協定を結んだことによる大学への大きな期待を表明しました。つづいて,東京大学赤坂甲治教授による「地域活性化に貢献する海洋科学」と題して基調講演がなされました。つぎに大学ミッションの再定義について住民の皆さんに理解を得るため,「大学が地域に果たす新しい役割」と題して松崎生物資源科学部副学部長から説明を行った後,本学教員6名による隠岐を舞台とした動植物資源の価値について報告がありました。さらに隠岐の島町農林水産課および島根県隠岐支庁水産局の職員による隠岐水産業の実体やその取り組みについて報告があり,活発な議論が会場から寄せられました。この報告会は本学ミッション推進委員会が主催し,隠岐の島町と隠岐支庁水産局の後援により実施されました。

 

 3_29隠岐写真

 

 

 

 

 

 

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