公開日 2015年06月24日
平成27年6月1日と2日の2日間に渡って,生物資源科学部のミッション報告会を,松江キャンパス生物資源科学部1号館において開催いたしました。この報告会は,「生物の共生進化を考える」というシンポジウムで,本学のCOC事業の講演会,重点研究プロジェクト,医・生物ラマンプロジェクトセンターの勉強会も兼ねて行われました。報告会に先立って,ミッション推進室長の澤嘉弘生物資源科学部長からの挨拶がありました。2日間で,3件の基調講演と5件の講演があり,最後に参加者全員による討論会も実施されました。基調講演では,産業技術総合研究所の深津武馬首席研究員により,「共生進化がもたらす昆虫類の多様性」について,台湾国立交通大学の浜口宏夫教授により,「分子レベルで生命を観る」,東京大学大学院薬学系の垣内力准教授により,「昆虫モデルを利用した細菌ー宿主相互作用の解明」に関する題目で行われました。また,産業技術総合研究所の棚橋薫彦博士,島根大学生物資源科学部の児玉有紀准教授,鳥取大学農学部の東政明教授,基礎生物学研究所の新美輝幸教授,山口大学大学院医学系の山中明准教授により,各々講演が行われました。2日間で,延べ100人を超える参加者を迎え,最後に行われた討論会には,出席者全員が参加し,活発な議論が行われました。
山本 達之教授による実行委員長挨拶 澤 嘉弘学部長による挨拶
深津主席研究員による基調講演 浜口教授による基調講演
垣内准教授による基調講演 棚橋博士による講演
児玉准教授による講演 東教授による講演
新美教授による講演 山中准教授による講演