公開日 2015年11月17日

 平成27年11月7日(土)14時から16時まで、安来観光交流プラザ2階(JR安来駅2階)ギャラリーにおいて、「島根大学セミナー 生物資源科学部ミッション研究課題成果報告会」が開催されました。教員や学生、一般市民を含め18名参加しました。
 ミッションとは、国立大学の学部として地域にどのような貢献ができるのかを示すというものです。生物資源科学部では「沿海・汽水域の生物資源の利活用」と「高齢化社会における豊かな農山村の創造に寄与する学術的研究」の2つに関連する教育・研究を行っています。
 報告会は、カキ‘西条’の貯蔵性向上や低カリウムメロンによる地域活性化、『出雲おろち大根』有色系統の育種利用についての口頭発表の後、エゴマ油の粉末化やサクラの開花制御技術、西条柿の悪酔い防止効果、山陰におけるアオモジの分布拡大、中海サルボウガイ(赤貝)漁業の復活に向けて、森林生態系における降水から渓流水の水質変化、紫系および赤系『出雲おろち大根』育成系統における形質評価、しまね隠岐の島原産の新花卉育成の8つのテーマでポスター発表が行われました。 
 一般市民の方の参加は少なかったですが、その分、生物資源科学部教員、学生との交流が密になされました。皆さんそれぞれの研究に興味を持っていただけたようで、活発な意見交換が行われました。
 安来市口頭発表  安来市ポスター発表

口頭発表の様子             ポスター発表の様子 

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生物資源科学部
TEL:0852-32-6493