ミッション研究課題報告会を開催しました(12/5 松江市くにびきメッセ)

2015年12月17日

 平成27年12月5日(土)13時から16時まで,松江市くにびきメッセ501大会議室にて,生物資源科学部ミッション農山村の生活・環境部門 公開シンポジウム『汽水域の環境管理と地域活性化に向けて』を開催しました。教員・学生や一般市民を含め36名が参加しました。
 このシンポジウムは,少子高齢化が進行する状況下において,流域内の森林や農地で起こっている現状を正しく把握し,上流から下流までの有機的な繋がりを理解すること,また,世代を超えた取り組みによって維持保全されてきた農山村の豊かな環境に対する価値や重要性をもう一度見つめ直し,地域の人々と共に現在の課題を考えること,を目的として開催されました。
 このシンポジウムでは,これまで農山村の生活・環境部門が進めてきた研究内容に関する成果報告(口頭発表&ポスター発表)だけではなく,学生による発表も行いました.その後1時間弱の時間を使い,一般市民の方々との意見交換会を行いました。
 農山村の生活・環境部門からの話題提供では,斐伊川流域内の森林や農地で起こっている現状を,少子高齢化と森林・農地管理,水循環や水質という視点から考察し,宍道湖の水環境改善に向けた一つの可能性について報告しました。また,地域資源の活用に関して,人的資源である農村女性組織の活動に焦点をあて,集落維持に対する女性組織の貢献や今後の集落維持・活性化における農村女性組織の役割等について報告しました。
 加えて,農林生産学科3回生が,必修科目の農村調査分析論から得られた成果・中山間地域を取り巻く課題,地域環境科学科4回生が卒論研究を通して得られた宍道湖周辺のため池を取り巻く環境変化と生物多様性への影響等を報告しました。
 一般市民の方々との意見交換会では非常に活発な議論が行われ,課題認識を共有するとともに,生物資源科学部ミッションに対する期待やご要望も頂くことができ,大変実りのあるシンポジウムとなりました.今後も生物資源科学部の教員と学生が地域課題を考え,研究し,今回のようなシンポジウムなどで積極的に成果を還元していくことで,地域課題を解決していきたいと考えています。

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発表する学生と熱心に聞き入る参加者        意見交換会で質問に答える学生
 

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