本庄総合農場が農業生物資源ジーンバンクのサブジーンバンクに認定されました

2016年11月15日

 植物遺伝資源は、農業や工業等の産業で人類に利用されていますが、自然災害や自然開発等で絶滅の危機に瀕している種も多数あります。その貴重な遺伝資源を安定的に保存するため、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構遺伝資源センター(ジーンバンク)植物遺伝資源部門では、食料・農業に係る植物遺伝資源の分布、変異ならびに栽培特性等の諸特性を調査するとともに、低温・低湿度環境下等における安定した長期間の保存・維持管理及び配布業務を実施しています。

 

 遺伝資源センターが実施するジーンバンク事業では、約96,000点の植物遺伝資源が、主として種子で保存されていますが、種子では遺伝形質が維持できない栄養繁殖性作物は、ほ場での保存や組織培養による保存が行われています。
 ジーンバンク事業では、遺伝資源管理を統括するセンターバンク(つくば市の遺伝資源センター)の他に、全国13か所にあるサブジーンバンクにも栄養繁殖性作物を中心に保存されています。

 

生物資源科学部附属生物資源教育研究センター本庄総合農場には、145品種のサクラ遺伝資源園があり、豊富な経験を持つ担当者がいることから、効率的で安全な保存が可能と判断され、保存の難しいツツジ遺伝資源について、大学農場としては全国で初めてサブジーンバンクに認定されました。今後は、サクラと共にツツジの遺伝資源保存園として管理していきますが、花の季節には住民の皆さんにも楽しんでもらえるようにしていきたいと思っています。


(写真は本庄総合農場内のツツジ挿し木苗)


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