公開日 2017年11月27日

 11月12日(日)に出雲市稗原地区で第5回稗原マルシェ(稗原マルシェ実行委員会主催)が開催され、生物資源科学部農林生産学科の1年生7名が協力しました。マルシェ当日に向けた準備では、4月に定植して秋に収穫した3~4年生のコンニャク芋を使い、地元の方々と一緒にコンニャク(稗原コンニャク)の加工も行いました。マルシェでは稗原コンニャクの販売とともに、球状に加工した稗原コンニャクを入れて煮込んだ新感覚のぜんざいも考案して提供しました。地域の特産物を知り、それらをどのように活かしていくか考え、また、自分たちで考えて加工したものを、どのようにアピールしたら消費者の手にとってもらえて食べてもらえるかを、体験しながら学ぶ機会となりました。
 当日は晴天に恵まれて多くの人出もあり、学生が担当して用意したものは完売となりました。そして、稗原コンニャクや考案したぜんざいに関して多くの感想やコメントをいただきました。コンニャクとアズキの相性の研究や、球状のコンニャクを簡単に効率よく加工する方法などは、今後、大学でも検討していけそうな課題かもしれません。
 農産物の生産から加工、販売、消費までの六次産業化について、地域の課題を知り、また島根大学における取り組みを知ってもらう機会となりました。

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