公開日 2018年06月27日

 生命科学科の山口陽子特任助教が、平成30年度花王科学奨励賞を受賞し、2018年6月8日(金)に花王株式会社すみだ事業場セミナーハウスで行われた贈呈式に出席しました。受賞研究のタイトルは「円口類ヌタウナギの鰓と腎臓の機能、およびその内分泌制御に関する研究」です。同賞は花王科学・芸術財団による若手研究者の助成事業であり、「表面の科学」の化学・物理学分野と医学・生物学分野において、未来を拓く独創的、先導的な研究に対し助成するものです。受賞研究では、脊椎動物で最も原始的なヌタウナギをモデルとし、我々の環境適応能力の起源に迫るというユニークな視点が評価されました。ヌタウナギは進化の鍵を握る重要な生物として近年注目を集めています。島根県が全国有数のヌタウナギ漁獲地であるという地の利を活かし、研究を発展させていくことが期待されます。

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