□
島根大学 生物資源科学部/生物資源科学部研究科
□
虫眼鏡
Englishsite_mapお問い合わせ 
受験生のみなさま企業・研究者のみなさま地域のみなさま卒業生のみなさま在学生のみなさま
□
トップページ > 研究室紹介(学生メッセージ)

研究室紹介(学生メッセージ)

生物科学科 松本かおり さん(平成22年3月卒業)

「薬物代謝反応は両生類変態現象を制御するか?」

松本かおり さん研究風景
私が所属する研究室では両生類の発生と変態の機構解明をめざしています。私はもとより環境ホルモンや毒物を体外に出す仕組に興味がありました。カエルに解毒能はどれくらいあるのでしょうか?カエルは水圏から陸上へ進化して手足を獲得するとともに、肝臓の解毒能も水中生活型から陸上生活型へと変化させてきたはずです。そう考えるとカエル変態期の肝臓の変化を調べれば解毒能の獲得進化の仕組みが明らかになり、両生類がストレスや毒物環境の異なる陸上へ適応できた理由が明らかになると考えました。カエルの変態は甲状腺ホルモン(T3)によって誘導され、T3濃度は変態初期に上昇し変態終了時には急激に減少しますが、T3減少のしくみはよく分かっていません。体にはT3を脱ヨード化で不活性化する仕組みがあります。しかし変態期の急激な減少はそれだけでは間に合わず、抱合的薬物排出が必要であると考えました。そこで私は、毒物代謝(抱合)反応が変態期のT3濃度を下げる主要な機構であるという予想をたて、変態期のT3濃度減少の仕組みについて調べることにしました。今、その検証のため昼夜を分かたず実験に励んでいます。研究は大学で学んだ知識によって支えられています。生物科学科には「本気で生物学を」と思う人が基礎から学べるすばらしいカリキュラムが用意されています。

生態環境科学科 伊東夕海さん(平成22年3月卒業)

「目に見えない未知の世界の探求」

伊東夕海さん研究風景
私たちの研究室では主に微生物の生態を研究しています!微生物ってなんだろう?と思っている人も多いと思いますが、落ち葉や農薬を分解したり植物に栄養を与えたりと小さいながら地球上でとても重要な働きをしています!実はパンやチーズなんかも微生物を利用して作っているんですよ。私たちは微生物の視点から環境の変化を調べたり、廃棄物をバイオマスエネルギーに変えたり、農薬を分解する微生物の多様性や酵素・遺伝子を解析したりと幅広い研究を行っています!生態系での微生物の働きは様々なので、きっと興味を持てるテーマが見つけられます。また、毎週のゼミでは、自分の研究成果を発表し議論することにより研究の理解度を深め、プレゼンテーション能力を高めることもできます。研究以外には、研究室内での交流会や学科・講座内のスポーツ大会などのイベントを通じて周りの先生や学生と仲良くなれます!ぜひ一緒に小さな未知の世界を探求しませんか?

大野悠子さん 生命工学科(平成22年3月卒業)

「研究は面白い」

大野悠子さん研究風景
生命工学科では2回生から学生実験がスタートし、多くの知識や実験技術を学ぶことができます。また生命工学科には5つの研究室があり、それぞれの特色を生かした食品や医薬品の開発を目指した基礎研究を行っています。
私の所属する第二研究室では、分裂酵母を用いた細胞周期やガン化に関わる遺伝子の研究や、近年サプリメントとして注目を集めているコエンザイムQ10の生産効率の上昇を目指した研究、また微生物だけではなく、植物においても気孔形成のメカニズムの解明を目的とした研究なども行っています。このような研究では生物を扱っているのでうまく実験を進めることができなかったりすることはよくあります。しかし、新たなこと、今までわからなかったことが実験の中でわかってくるというのは実験をする上でのひとつの楽しみであり、次の実験へのやる気に繋がっていくように感じます。今行っている研究が将来、人のためになるように残り1年実験だけでなく、幅広い知識を身につけていきたいと思います。