教員紹介
堀之内 正博(ほりのうち まさひろ)
- 准教授
- 汽水域研究センター
- 大学院生物資源科学研究科環境資源科学専攻
主な研究テーマ
海草藻場(アマモ場など)やマングローブ汽水域などに生息する魚類の生態,生息場所の変化・改変が魚類群集の構造に及ぼす影響,海草藻場やマングローブ汽水域などに生息する魚類の保全生態
<所属学協会>
日本水産学会,日本魚類学会
担当講義
(学部)汽水域の科学,水圏生態学II
(研究科)水圏生態学特論II
受験生へのメッセージ
生物の生き様を対象とする生態研究はとても面白いものです。また,人間が生物資源を今後も利用していくにはどうすべきか,といった課題にも向き合う学問でもあります。若い人たちのチャレンジに期待しています。
自己紹介
近年,世界中で海草藻場やマングローブ汽水域等,生物の生産性の高い沿岸域のハビタットが人為的攪乱などの原因により急速に衰退・消滅しつつあります。そこで,これらのハビタットの生物資源を持続的に利用したり良好な状態に回復させたりするために必要な水圏生物の生態や保全に関する基礎的・応用的な研究を行っています。対象生物は主に魚類で,生息場所の構造と被捕食者-捕食者相互作用との係わりや分布パターンの決定機構,群集構造の形成機構,ハビタット造成デザインなどについて研究しています。中海・宍道湖だけでなく,石垣島や西表島,タイ南部など,様々な地域で,潜水観察や野外採集・野外実験など,体力勝負の調査を行っています。
キーワード
魚類生態,保全生態,海草藻場(アマモ場),マングローブ汽水域,ヨシ帯,ハビタット造成
連絡先
- 電話:0852-32-6099 (汽水域研究センター事務室)
- E-mail:hori@の後にsoc.shimane-u.ac.jpを付けてください。
リンク
- 汽水域研究センター
- 教員研究情報データベース
タイ・マングローブ汽水域魚類調査
海草藻場潜水調査で観察された各種の稚魚(竹富島)