公開日 2022年07月04日

生物資源科学部EMSニュース2022年7月号

(1) 冷房使用時の節電のためのお願い
 7月に入り、蒸し暑く感じる日が続いております。本号では冷房を使用する夏季の節電と、学部での電気使用量の推移について取り上げます。本年度の学部の節電目標は昨年度比-5%となっております。日頃の生活の中で取り組むことができる節電対策をまとめました。本EMSニュースを掲示・回覧していただき節電目標をご理解いただいた上で、皆様にも可能な範囲で積極的な取り組みをしていただけると大変ありがたいです。また研究室所属の学生にも、下記の取り組みに積極的に参加していただきますようにお声がけをお願いいたします。

【島根大学における節電の取組実行計画の具体的な節電対策】
 1. 空調設備
  1) 室内温度管理の遵守 (28℃)
  2) フィルターの定期的な清掃 (2週間に1回の清掃で冷房時は約4%エネルギー削減)
  3) サーキュレーターファンや扇風機の活用(室内温度ムラを解消)
  4) 不在時に電源を必ず切る
 2. 照明設備
  1) 執務室の照明を業務に支障のない範囲で消灯
  2) 大教室では講義時に学生不在のエリアがあれば消灯
 3. OA機器設備等
  1) 一定時間(会議、昼休みなど)席を離れるときは、パソコンの電源をこまめに切る
  2) 電気ポット、コーヒーメーカー等の使用は極力控える
  3) 実験室設備や実験装置で使用していないものは電源を落とし、複数個同様の設備や装置を
    所有する場合は、なるべく少ない個数で管理して未使用設備や装置の電源を落とす
  4) 古い機材と、新しい機材や省エネ家電を併用している場合は、新しい機材や省エネ家電を
    優先する(新しい機材の方が一般的にはエネルギー効率が高い)

(2) エアコンのフィルター清掃について
 フィルターが目詰まりしていると、熱交換の効率が低下し、その分無駄な電気代がかかってしまいます。環境省によると、2週間に一度フィルターの掃除をすることで、冷房時で約4%、暖房時で約6%の消費電力の削減になるとされています。フィルターにほこりが溜まるとエアコンにカビが発生するリスクが高まるので、健康のためにもおすすめです。以下の手順で行うと良いそうです。

 1 フィルターを外す前にまず掃除機をかける (ホコリが落ちるから)
 2 フィルターをゆっくり丁寧に外す
 3 フィルターの表側からそっと掃除機をかける
 4 フィルターを裏面から水洗いする
 5 乾いたタオルでフィルターを挟んで水分を残さないように


(3) 生物資源科学部の電気消費量について
 2017年1月から2022年5月までの電気使用量を整理しました。2020年4月以降に実施された新型コロナウイルス感染拡大防止のための在宅勤務やオンライン授業等の規制は、現在徐々に解除されつつあり今後使用量が増加する可能性があります。
生物資源科学部1号棟、2・3号棟、大学院棟の電気使用量について2017年から2021年までの5ヶ年の平均値も併せて示します。1号棟については、例年とほぼ変わらない使用量で推移していますが、直近の今年5月の使用量は昨年をやや上回る値となりました。主に講義で使用する3号棟を含む2・3号棟については、12月の冬季の開始時期において年々増加傾向が見られます。この時期の暖房使用方法の工夫が必要かもしれません。また今年5月に関しては1号館と同様に昨年に比べて高い値となりました。行動指針の引き下げにより使用量が増加した可能性もあります。大学院棟については改修後最近の2年間では一定の傾向はまだあまり見られません。今年5月の電気使用量が全体的に昨年よりも多い傾向が見られたため、夏季に向けて上記のような節電対策をお願いしたいと思います。

※生物資源学部1号棟の一部空調は重油を使用しており、2・3号棟より季節変動性は小さくなります。
 

 

※2021年9月は2号棟のみの使用量です。

※改修工事のため2019年12月から2020年3月のデータはありません。
※2020年4月-9月は共用スペースを含む使用量で、その後は共用スペースを除いた使用量です。

 

 

 

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