連合農学研究科(博士課程)
大学院連合農学研究科は、平成元年に後期3年のみの博士課程の独立研究科として、鳥取大学、島根大学および山口大学の各大学院農学研究科(修士課程)の教員組織、研究設備および施設を連合して設立されました。本研究科の設置の目的は、中国地方の3大学が連合して、1大学のみでは成し得ない広範かつ専門性の高い教育研究分野を組織し、水準の高い農学系の大学院博士課程の教育研究体制を作り、生物生産科学、生物環境科学、生物資源科学および国際乾燥地科学に関する研究を推進させ、高度の専門的能力と豊かな学識を備えた研究者・技術者を養成し、我が国の学術研究の進歩と生物関連諸産業の発展の寄与しようとするものです。本研究科では、産業社会人に対する教育を重視しており、社会人学生を積極的に受け入れています。また、近年急増しつつある外国人学生、特に発展途上国からの留学希望者についても、母国に発展に寄与する人材として受け入れに積極的に応じています。さらに、独立行政法人国際農林水産業研究センターと協力して、教育研究の交流を図っています。