在学生の声
生命科学科
加地 彩乃さん 生命科学科 生命機能化学コース3年生
「知りたい!」が「できた!」に変わる場所
生命科学に興味がある高校生のみなさん、生物資源科学部生命科学科・生命機能化学、食生命科学コースでは、微生物・動物・植物など多彩な研究室がそろっているため、興味に合わせて楽しく学べる環境があります!本コースの魅力は、2年生前期から始まる学生実験です!学生実験では、微生物や動物、植物を用いて、研究に必要な基礎技術を1年半しっかり学ぶことができます。実験は班で協力して取り組むものも多く、班員と一緒に試行錯誤しながら行うため、同期との絆が深まります!また実験では、先生だけでなく研究室の先輩たちからも手厚い指導を受けられます。そして、教授との距離も近く、学生1人1人に寄り添った指導が自慢です。研究や実験を通じて成長する喜びと仲間との絆がここにはあります!学生一人ひとりに寄り添う温かい指導のもと、あなたの「知りたい!」をとことん追求できる環境です!ぜひ!生命科学科で、みなさんの好奇心を未来へつなげてみませんか?みなさんのご入学を待っています!
安部 忠則さん 生命科学科 細胞生物学コース4年生
自然の中に飛び込んで、“生きた学び”を手に入れる
島根大学での学びは、教室だけにとどまりません。私が特に心に残っているのは、2年次に訪れた隠岐の島での臨海実習です。潮風を感じながら、海辺を歩き、岩陰の小さな生き物に目を凝らす。そんな時間の中で、「生き物と向き合う」ということの本当の意味を知った気がします。実習では、教科書でしか見たことがなかった実験を自分の手で行い、海洋生物の多様さと生命の不思議さを肌で感じました。自然に囲まれた環境で学ぶからこそ、生物の命の営みを“実感”として捉えられる。知識だけでは得られない、深い理解がそこにはありました。島根大学生物資源科学部では、こうした体験型の学びを通じて、自然とともに思考し、発見し、未来を描いていきます。教室の外に広がる壮大なフィールドが、あなたの学びの舞台になります。ぜひ一緒に、一歩外へ出て、“知る”を超えた“感じる”学びを体験してみませんか?
農林生産学科
川原田 希さん 農林生産学科 森林学コース3年生
歩き続けた先に、島大がありました
森林学を学ぶ。今、このようにして森林と向かい合っている姿を2年前の私は、想像できなかったことでしょう。これまでの2年間、とある大学で法律学を学んでいた私は、今年の4月に、編入学という形で、この生物資源科学部の門を叩きました。
私が学ぶ森林学コースは、「森林・林業」という大きなテーマを相手とし、その課題に様々な角度からアプローチを試みます。私たちは、このテーマについて、学問的に、学術的に、体全体で学び、知見を深めていきます。国土の67%が森林によって覆われている我が国において、「森林・林業」に係る課題は、大きな意味を持ちます。例えば、林業従事者の不足や放置された森林の拡大は、目にみえる課題と言えます。昨日発表された「森林・林業白書」によれば、令和5年度の木材自給率は43%であり、上昇傾向にあるものの決して高い数値とは言えません。どのようにして日本の「森林・林業」を守っていくのか、最前線で学ぶことには、大きな意義があると思います。
しかしながら、私の編入先が「なぜ森林学だったのか」について、答えるには日が浅すぎます。これまでの人生で訪れた、それなりの数の選択肢を「どちらの方が楽しいか」で選んできた私から伝えたいことは、「楽しくないことをやっている時間なんて1秒もない」ということでしょうか。皆さんと、島根の地でご縁が結べることを願っております。
井上 乃奈さん 農林生産学科 資源作物・畜産学コース 4年生
多くを学び自分の「したい」を見つけよう
生物資源科学部農林生産学科では1年次に資源作物・畜産学、園芸植物科学、農業経済学、森林学という4つのコースの大まかな内容を学び、2年次から自分の学びたいと思ったコースを選び専門的な内容を学ぶことができます。そして3年次にそれぞれの研究室配属が決まり、本格的な研究が始まります。私が所属している資源作物・畜産学コースでは人の主なエネルギーとなるイネなどの資源作物及び肉類の安定的な供給と持続可能な生産を目的とした研究を行い地域に合わせた食糧生産の向上を目指しています。
現在、私は畜産学研究室に所属し牛等の代替品として昆虫食に関する研究をしているのですが、大学入学前は植物育種に関する研究をしようと考えていました。1、2年次に多種多様な内容を学び知識を得た結果、自分が一番研究してみたいと思ったことに出会えたのです。
生物、そして農業に興味があるけれどまだ具体的にやりたい事が決まっていないという方へ、すぐ将来を決めるのは難しい事だと思います。ですが、本学科にある4つのコースの中に自分の興味があるものがきっと見つかると思います。
環境共生科学科
児玉 海さん 環境共生科学科 生態環境学コース3年生
島根県という豊かなフィールドでの学び
私は、森林などの自然環境への理解を深めたいと考え、環境共生科学科を選びました。本学科では、昆虫や植物などの生物の研究、森林や汽水域などの環境の研究、ダムなど人間生活を支える施設に関する研究など、自然と人間生活の共生のための幅広い研究・講義が行われています。特に私が関心を持っているのは森林の分野ですが、森林についても樹木や生態、土壌、水循環、保全方法など様々な講義を通して多角的な視点から学ぶことができました。島根県は自然が豊かであるため、講義や実習に加えて、日常生活の中でも学びを実感する機会が多く、理解を深めることができたと思います。また、本学科には4つの教育コースがありますが、それぞれが独立しているのではなく互いに密接に関わっており、基本的にコースに関係なく希望する研究室に所属できます。自分の興味に応じて様々な選択をして学びを深められる環境です。現在の時点で研究したい分野が定まっている方もそうでない方も自然豊かな島根で、共に学んでいきませんか?
石川 翔太郎さん 環境共生科学科 地域工学コース4年生
知的好奇心を掻き立てる充実した学習環境
環境共生科学科では1年次に基礎となる科目を学んだ後、2年次に4つの教育コースからコース選択をします。その教育コースのひとつ、私の所属する地域工学コースの魅力をお話しします。
地域工学コースの魅力は工学的な視点から自然環境を楽しみながら学習できる点です。実験やフィールドワークが充実していて、座学だけでは得られない体験ができます。学習には物理の知識が必要になりますが、先生方の丁寧な授業と質問対応のおかげで、高校で生物・化学選択だった私でも学習を進められています。
また、将来の選択肢が広がるカリキュラムが整っている点も魅力です。国家資格である測量士補の資格をはじめ、様々な資格が取得可能です。また、土木分野における公務員試験の専門試験で必要になる科目のほとんどをコースの必修科目でカバーできます。専門性を突き詰めながら、将来の選択肢を広げることができる点が地域工学コースの魅力であると感じます。
生物資源科学部には皆さんの学びたいという想いを後押ししてくれる環境があります。是非、私たちと一緒に生物資源科学部で充実した大学生活を送りましょう。