自然科学研究科(博士後期課程)

 自然科学研究科(博士後期課程)は,これまで「非生物系」に特化した教育組織であった総合理工学研究科博士後期課程を改組し,科学技術イノベーションを担う博士人材及び広範な理系分野の人材育成という現代社会のからの要請に応えるため設置されました。
新課程では「生物」「非生物」それぞれの枠内で革新的研究開発を行えるように人材だけでなく,「生物」と「非生物」の枠にとらわれない広い視野を持って新たな分野を切り拓いていけるような人材を育成するために「創成理工学専攻」の1専攻体制とし,研究科内の各研究分野間に融合教育を推進します。また,地域社会からのニーズに応える形で整備した本研究科博士前期課程における教育研究体制との連続性を持たせるため,創成理工学専攻の教育研究の柱となる領域を「理工学」と「自然環境システム科学」の2つとし,それに対応させて,「理工学コース」と「自然環境システム科学コース」の2コースを置いています。
また,本課程にはマテリアル分野の地域産業の振興に意欲を持つ学生のための①マテリアル創成工学特別プログラム,理学・工学の医療応用に興味を持つ学生のための②医理工農連携プログラム,国際感覚の修得に意欲を持つ学生のための③英語による「地球」教育特別プログラムの,3つの特別教育プログラムを開設しています。

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