公開日 2015年06月15日

 平成27314(),島根県中山間地域研究センターにおいて,昨年の3月に第1回を開催したのに引き続いて,「第2回島根大学サテライトキャンパスin飯南」が開催されました。企業や大学関係者,一般市民を含め約80名の参加者がありました。

ミッションとは,国立大学の学部として地域にどのような貢献ができるのかを示すというものです。生物資源科学部では「沿海・汽水域の生物資源の利活用」と「高齢化社会における豊かな農山村の創造に寄与する学術的研究」の2つに関連する教育・研究を行っています。

 報告会は,荒瀬榮学部長の生物資源科学部のミッションについての説明を含めての挨拶から始まり,基調報告として飯南町産業課主幹の田部宏幸氏の木質バイオマス利用についての飯南町の取り組みに関しての基調講演に続き,島根大学より3題(米 康充准教授,松本真悟准教授,一戸俊義教授),中山間地セ,農林大学校,中国環境()よりそれぞれ1題ずつ口頭発表がありました。木質バイオマス活用について,森林資源の可視化,ナラ枯れ防除,ボイラー燃焼灰のカリ肥料としての利用,豊かな自然を活かした飯南特別栽培米の振興,中山間地の草地への放牧による肉用牛の飼育に関する研究発表に,みなさん熱心に聞き入っていました。口頭発表の間には島根大学からポスター発表(15題)もあり,活発な交流が行われました。

 

 

3_14荒瀨写真

 

    荒瀨学部長により開会の挨拶

 

3_14ポスター発表写真

 

           ポスター発表の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

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生物資源科学部
TEL:0852-32-6493