公開日 2016年03月24日

 生物資源科学部附属生物資源教育研究センター本庄総合農場では,約140品種(うち成木は約250本)のサクラを植栽しています。そのうち,早咲きの品種‘十六日桜’(ジュウロクニチザクラ)の一本の枝に色違いの花が出現しました。
 これは,植物のある枝だけに関して,突然変異などによってその個体が持っている遺伝形質とは違うものを生じる「枝変わり(えだがわり)」と呼ばれる現象と考えられ,農場内で目にするのは大変まれです。
 発見者で,サクラを担当している小数賀(こすが)技術専門職員は,「大変珍しいので,花の形状や特徴をしっかり記録して,来年以降も観察を続けたい。」と述べていました。

 

 

 

淡紅白色の花が咲く‘十六日桜’。(撮影日:3月20日)
中央の1本の枝に,紅色の花が開花。
本庄総合農場・十六日桜1.jpg  

 

   

 

違う角度から撮影されたもの。

本庄総合農場・十六日桜2.jpg

 

 

 

 

花弁の色だけでなく,大きさの違いも明らかです。

本庄総合農場・十六日桜3.jpg

 

 

 

 

‘十六日桜’の前で説明する小数賀技術専門職員。

 

本庄総合農場・十六日桜4.jpg

 

 

 

 

参考HP
(本庄総合農場・サクラ図鑑)
http://www.ipc.shimane-u.ac.jp/noujyou/ADM/sakura/index.html

 

 


 

 

 

 

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