公開日 2017年02月13日

 山陰地域、特に松江で生産されている農産物は伝統的なものから新たに導入されたものまで多彩です。それらの特産農産物に付加価値を付け、地域活性化を担う取り組みも行われています。生物資源科学部では、松江で生産されている特産農産物とその活用事例を紹介するために、1月30日(月)、島根大学生物資源科学部1号館2階203会議室において講演会を開催しました。
 講演会は、澤生物資源科学部長と松江市産業観光部次長 森山氏の挨拶から始まり、続いて3題の講演がありました。松江市産業観光部農政課副主任 野津氏が「松江における特産農産物産地振興の取り組み」と題して、李白酒造有限会社 代表取締役 田中氏が「日本酒の輸出と製造技術の継承」と題して、由志園アグリファーム株式会社 取締役 渡部氏が「八束町(大根島)農業の活性化のための6次産業化」と題して講演を行いました。講演会には学生、教職員等あわせて59名の参加がありました。
 参加した学生からは、「講演会での話で松江の特産農産物について初めて知った」「地域住民や行政等のサポートが成功の秘訣であることが分かった」、「今後、地域の特徴を活かして農業を再生していけるような取り組みをしていきたい」、「都会にはない、山陰地域、松江らしさを存分に活かした地域活性化を様々な分野の人と協力していき、山陰地域のすばらしさを分かってくれる人が増えればよいなと思いました」などの感想がありました。

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        講演の様子                 質疑応答の様子    
  (松江市産業観光部農政課の野津氏)

 また、2月1日(水)には現地見学として、学生15名が、雲州人参の栽培地と由志園、そして李白酒造を訪れました。
 2日間にわたって松江で生産されている特産農産物とその活用事例を見聞することができ、学生や教職員にとって有意義な時間となりました。
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   現地見学の様子‐雲州人参の栽培地         現地見学の様子‐李白酒造
   (由志園アグリファームの渡部氏)         (李白酒造の田中氏)


学生のレポート(要旨抜粋).pdf(112KBytes)

 

 

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