公開日 2018年10月10日

 学生が医療施設向け食品開発を行い、生活習慣病に対応できる人材育成を目指す専門科目「農と食と医療」が9月3日~7日に島根大学生物資源科学部で実施されました。農産物の生産を専門とする島根大学の学生4名と、管理栄養士を目指している大妻女子大学の学生12名がコラボして、メニューの開発、試作を行いました。
 島根ワイナリー、アルファ食品(株)、出雲市立出雲給食センター、医学部附属病院人工透析室と栄養治療室(調理室)、(社福)しらゆり会・(特老)詔光の里、大根島・由志園、(株)山海の視察をしながら、両大学の学生がグループごとに「機能性食材、医療施設向け食品をテーマとした食品開発」についてディスカッションを深め、考案した試作品の発表と試食を行いました。また、附属農場ではメロン、コマツナなどの養液栽培、ダイズや果樹栽培について実習を行い、食材生産について学びました。
 参加した学生からは、「互いにあったことのない人たちがSNSを通じてメニューを作り上げました。大変でしたが良い経験になりました。」、「意外なところで身近なもの(カップラーメンの具など)が作られていて、驚きました」、「いろいろな分野の人がコラボすることにより、本当に役立つものができるのではないかと感じました」などの感想がありました。

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島根ワイナリー   アルファ食品(株)
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出雲市立出雲給食センター   附属病院透析室
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附属病院栄養治療室   食品の試作(サンレイクにて)
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試作品発表   試食会
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(特老)詔光の里   大根島・由志園
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(株)山海    

 

お問い合わせ先:
島根大学生物資源科学部
附属施設担当
電話:0852-34-0311