公開日 2019年02月07日

 島根大学生物資源科学部で育成した花茎利用型アブラナ(ナバナ)の新品種2品種‘ガイニマイナ’と‘マゲニマイナ’ を発表し、現在、松江市内で試験販売中です。
 この新品種は、同学部農林生産学科の小林伸雄教授が島根県の伝統野菜‘津田カブ’を育種利用し、冬季の無加温ハウスで栽培可能で、うま味成分(グルタミン酸)が倍増した「とてもおいしい菜っ葉」を育成したものです。
 新品種の名前‘ガイニマイナ’と‘マゲニマイナ’はいずれも出雲弁で「とてもおいしい菜」の意味で、1分茹でるだけで柔らかな茎のうま味や甘みを楽しむことが出来ます。
 今シーズンから松江市内農家で試験栽培を開始し、2月5日(火)には現在試験販売が行われている農産物直売所JAグリーンかわつ(松江市西川津町659-1)で新品種発表会と試食販売を開催しました。当日は報道陣取材と同時におひたしや天ぷらの試食が振舞われ、来店者は「美味しい・甘い」と感想を述べながら、新品種の菜っ葉を購入されていました。新たな島根大学ブランド地域特産野菜が,地域普及を目指して第一歩を踏み出しました。
 今シーズンの試験販売はJAグリーンかわつ・つだの2店舗で3月上旬頃までの予定です。価格は一袋150円(税別)。

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