公開日 2020年01月29日

 秋吉英雄准教授と尾崎浩一教授の最終講義が開催されました(令和2年1月23日)

 生命科学科の秋吉英雄准教授の最終講義が「Diversity & Evolution (多様性・進化)」と題して開催され、動物の内臓、特に肝臓の多様性と進化について講義されました。秋吉先生は、島根大学の大学院を修了した後、鳥取大学で肝臓の研究をスタートされ、島根大学にご着任されたことをきっかけに、ヒトの肝臓から魚類の肝臓へと研究領域を広げられました。600種以上の動物の肝臓を観察した膨大なデータから、内臓の進化についての解説をされ、肝臓の多様性に驚かれたとのことでした。最終講義には多くの卒業生や学生、並びに教員が参加され、感銘を受けました。生物資源科学部の教育と研究に20年の長きにわたり貢献されたことに感謝いたします。


 生命科学科の尾崎浩一教授の最終講義が「イカの眼・ムシの眼 ービタミンAが織りなす世界ー」と題して開催されました。尾崎先生は、大阪大学での学生時代の「イカの眼の研究」や、東北大学やパデュー大学そして大阪大学での「イカやショウジョウバエの眼の研究」に続いて、島根大学生物資源科学部に着任されてからの「イカやコオロギの視物質レチナールに関する研究」についての講義をされました。最終講義には多くの卒業生や学生、並びに教員が参加され感銘を受けました。生物資源科学部の教育と研究に15年の長きにわたり貢献されたことに感謝いたします。


秋吉准教授の最終講義



尾崎教授の最終講義