公開日 2025年12月17日

三瓶演習林で「サヒメル科学探険隊」の活動が行われました


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2025年10月19日に、島根県立三瓶自然館サヒメルとの共催で「サヒメル科学探険隊」の第4回目の活動「大学の研究者と一緒に活動 探ってみよう 森の落し物からわかること」が開催され、小学4年生~6年生の探検隊の皆さんが三瓶演習林を訪れました。午前中は演習林内を散策しながら、気になるリター(落葉・落枝など。小学生にも分かりやすいよう、今回は「森の落とし物」と表現しました)を拾ったり、演習林で20年以上継続されている広葉樹の長期動態調査について説明を受けました。午後は演習林スタッフが予め春から秋にかけてトラップを使って集めておいたリターの分類作業を実際に体験し、季節によってリターの種類や量が大きく変化することを学びました。その他にも、ルーペを使って小さな虫のかけらを見つけたり、珍しいナナフシの卵(大きさ約2㎜)を発見したりと、探検隊の皆さんの鋭い観察眼で、森に住む生き物たちの痕跡を見つけることもできました。

  

 

参考リンク
島根大学 生物資源科学部 森林科学部門(演習林)
サヒメル科学探検隊

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