教員紹介

 Rosalia Natalia Seleky(ロサリア ナタリア セレキー)

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  • 助教
  • 生物資源科学部農林生産学科
  • 大学院自然科学研究科農生命科学専攻

 

 

 

 

 

主な研究テーマ

 地域農業・農村振興における「アグリバイオビジネス」の管理に関する研究

<所属学協会>
日本農業経済学会、日本農業経営学会、東北農業経済学会

担当講義

(学部) 
(研究科) 

受験生へのメッセージ

 教育はパスポート、農業は世界を見るためのチケット。皆さんと一緒に農業の問題を議論し、解決できることを楽しみにしています。この新しい経験で、一緒に成長しましょう。そして、「今、計画したことは、後で収穫できる」ということを忘れないでください。予期しなかった結果になることもありますが、「果報は寝て待て」という日本のことわざのように、待つ人には良い結果がやってくるのです。

自己紹介

 農業は世界で重要な戦略部門として位置づけられています。しかし、小規模農家は主に食用作物を生産しています。経営の規模が小さいと、収入が少ないだけでなく、資本や設備が十分でないため、後継者が集まりにくい状況となっています。例えばインドネシアが現在抱えている農業後継者の課題は日本も共通しています。日本の農業は農業労働力の不足から、小規模農家の多くは他の農家、法人、集落営農に農地や作業の一部を委託し、農業協同組合などの組織・団体からの支援を受けながら農業経営を行ってきました。一方、ICT(情報通信技術)をはじめとする先端的な農業技術「スマート農業」が国内外で注目されており、過疎・高齢化先進地の島根県でもその流れが加速しています。「アグリバイオビジネス」の観点から、これらの新たな取り組みへの調査・分析が求められています。農業経営の発展と地域農業・農村振興のために、農家はどのような組織や形態を模索すべきなのでしょうか。この問いは、「アグリバイオビジネス」を展開する上で、国内外を問わず極めて重要です。

<対応可能な課題>
 食料消費、農業経営・経済をめぐる様々な課題をグローバルな視点から研究

キーワード

農業経営、農業経済、ICT、スマート農業、継承

連絡先

  • 電話:0852-32-6493(学部事務室)
  • E-mail:rosaliaseleky@の後にlife.shimane-u.ac.jpを付けてください。

リンク

 

 

 インドネシアの農村現地調査の一コマ

日本での農業体験で農業経営を学び、知識を共有