教員紹介
荒西 太士(あらにし ふとし)
- 教授
- 生物資源科学部生命科学科
- 大学院自然科学研究科農生命科学専攻
主な研究テーマ
水域生物の生態、進化および保全に関わる分子遺伝学的研究
<所属学協会>
日本生態学会,日本生化学会,日本遺伝学会,日本進化学会,International Society of Zoological Sciences,International Food Function Society,World Oyster Society
担当講義
(学部) 動物系統学、進化遺伝学、生態学、汽水域の科学、六次産業化概論、水圏共生科学概論
(研究科) 水圏応用科学特論、分子生物学特論、農生命科学論、実践教育プロジェクト
受験生へのメッセージ
大学で得る「もの」と「ひと」は自分の人生を決めます。積極的に「何か」を学び、「誰か」に出会い、他の人とは違う“Only one”の生き方を見つけて下さい。
自己紹介
農林水産省の研究所から宮崎大学農学部を経て島根大学汽水域研究センターへ数年おきに転々としています。もともとの専門は、タンパク質化学や酵素化学など生化学分野でしたが、カナダ国立生物工学研究所留学を機に研究基盤を分子生物学に転換し、その後は魚介藻類から微生物まで水域生物を対象とした遺伝構造や進化放散など生態学分野で研究を展開しています。また、食糧資源として利用されている魚介藻類の遺伝情報は、市場に流通している食品の原材料判別やトレーサビリティー確保に有用であるため、DNA鑑定の技術開発や受託鑑定など基礎研究の実用化にも取り組んでいます。
<対応可能な課題>
水域生物資源の評価管理、水産食品のDNA鑑定
キーワード
水圏生態、遺伝系統、集団構造、進化放散
連絡先
- 電話:0852-32-6493 (生物資源科学部事務室)
- E-mail:aranishi@の後にsoc.shimane-u.ac.jpを付けてください
リンク
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