教員紹介
江角 智也(えすみ ともや)
- 教授
- 生物資源科学部農林生産学科
- 大学院自然科学研究科農生命科学専攻
主な研究テーマ
【果樹園芸学】花芽形成や開花・結実など、果樹の生殖生長における生理現象や形態形成のメカニズムを分子レベルで解明し、画期的な果樹の育種・栽培法の開発に結びつけます。果樹を対象に、1)「モモクリ1年カキ1年」を目指す花成の研究、2)倍数性や形態の多様性と進化の研究、3)園芸の“芸(art)”を植物科学の視点で考えてみることが大きな柱です。
<所属学協会>
園芸学会、国際園芸学会 等
担当講義
(学部)アグリバイオテクノロジー、果樹園芸学、農業生産の基礎、専門英語、農業生産学基礎実験、農業生産学専門実験
(研究科)植物機能開発学特論、Horticultural Crop Physiology E
受験生へのメッセージ
何事にでも必ず目標を設定し、それを達成できるよう計画、実行、努力をすれば、きっと夢は叶います。
自己紹介
スマートでアートな農業を提案し、地元島根県の産業に大きな活力と魅力を加えていくことが目標です(ちなみに、島根県出身です)。果樹を対象に分子・細胞レベル(ラボ)から生産レベル(畑)までを横断的に広い視点でとらえ、基礎と応用を結びつける研究を心がけています。バラ科果樹の形態多様性と進化および果実生産効率化へのその利用、花芽形成と果実着果との生理的関係、カキの倍数化(非還元配偶子形成)と育種、組織培養を利用した効率的増殖やバイテク育種などに興味を持ち取り組んでいます。地元の果実産業や消費の現場、さらには世界の農業生産に提供できるアウトプットを狙っています。
<対応可能な課題>
果樹の育種、遺伝子解析、倍数性解析、植物組織培養、遺伝子組換え、植物組織の顕微鏡観察(電子顕微鏡,蛍光顕微鏡など)
キーワード
カキ、ブドウ、サクラ、アズキ、組織培養、形態形成
連絡先
- 電話:0852-32-9845
- E-mail:esumi@の後にlife.shimane-u.ac.jpを付けてください。
リンク
バラ科果樹の多様な花序形態
セイヨウナシのin vitro開花