教員紹介

 劉 佳啓(りゅう かけい)

  • 准教授
  • 生物資源科学部環境共生科学科
  • 大学院自然科学研究科環境システム科学専攻

主な研究テーマ

 飛砂現象の解明と制御技術の開発、UAV写真測量・LiDAR測量による土壌侵食モニタリング手法の開発、作物フェノタイピング技術の開発

<所属学協会>
日本農業気象学会 、日本砂丘学会、日本写真測量学会、 日本地球惑星科学連合、International Conference on Aeolian Research、American Geophysical Union

担当講義

(学部) 応用数学Ⅰ、物理学、植物環境工学、環境資源工学実習
(研究科) 環境共生計測特論

受験生へのメッセージ

 大学では、「先生に言われたことをやる」だけじゃなくて、自分で課題を見つけて考え、どうやって解決するかを探っていく力が大切になります。最初はうまくいかないこともあるけれど、そういう経験を通して、どんどん自分で動けるようになっていきます。仲間と協力しながら、壁を乗り越えた経験は、必ずあなたの力になります。多様な学びを通じて、自分の可能性を広げてください。

自己紹介

 近年、乾燥地域における砂漠化の進行に伴い、飛砂現象が農作物の生育や土壌環境に及ぼす影響が問題として懸念されています。私はこれまで、飛砂の物理的メカニズム解明、小型風洞や測定装置の開発、さらに植生や地形による飛砂抑制効果の分析に取り組んできました。また、UAVやLiDARを用いた地形変化・土壌侵食のモニタリング手法や、作物のフェノタイピング技術の開発にも注力してまいりました。今後は、これまでの知見を活かして、飛砂害計測システムやスマート農業における生産管理技術の確立、さらには地中レーダーによる根菜類の非破壊計測法の開発を通じて、農業の持続可能性と生産性向上に貢献することを目指しています。

<対応可能な課題>
 飛砂現象の解明と制御技術の開発、UAVやLiDARを活用した地形変化・土壌侵食モニタリング手法の構築、作物フェノタイピング技術の開発

キーワード

飛砂、風洞実験、農業気象・微気象、スマート農業、UAV・LiDAR

連絡先

  • 電話:0852-32-6493(学部事務室)
  • E-mail:liu@の後にlife.shimane-u.ac.jpを付けてください。