教員紹介
丸田 隆典(まるた たかのり)
- 教授
- 生物資源科学部生命科学科
- 大学院自然科学研究科農生命科学専攻
主な研究テーマ
植物における活性酸素種代謝(抗酸化システム、光合成、光呼吸など)、活性酸素種のシグナル機能と環境ストレス応答、ビタミンC生合成および異化の制御機構、オルガネラ間クロストークに関する研究など
<所属学協会>
日本植物生理学会、日本農芸化学会、日本分子生物学会、日本ビタミン学界
担当講義
(学部)バイオシグナル工学、タンパク質工学実験、生化学英語演習
(研究科)生体制御機能特論
受験生へのメッセージ
研究は、きっと皆さんが想像しているよりも地味な作業の繰り返しで、壁にぶつかったときには気の滅入ることも多々ありますが、それをクリアして新しい「何か」を見つけたときの喜びは、きっと皆さんの想像をはるかに超えます。是非、サイエンスの喜びを一緒に分かち合いましょう!
自己紹介
植物は自身の生育・生存に不適切な環境(ストレス)にさらされても、動物のように移動して逃げることができません。そのため、植物は外部環境を的確に認識し、その場の環境に順応ようと頑張っています。このメカニズムの鍵を握るのは活性酸素種(ROS)です。ROSは強い酸化力を持つ細胞毒性分子ですが、外部環境の認識や順応機構を促す「信号(シグナル)」としても重要な働きを持っています。ROSや抗酸化ビタミンの研究を通して、植物のストレス耐性・応答機構を解明し、それを強化することで、過酷な環境でも生存可能なスーパー植物の育種を目指しています。
<対応可能な課題>
植物バイオテクノロジー、遺伝学、ストレス生理学、代謝制御など。詳しくは研究室HPをご覧ください。
キーワード
レドックス、活性酸素種、ビタミン、モデル植物、植物バイオテクノロジー
連絡先
- 電話:0852-32-6493(学部事務室)
- E-mail:maruta@の後にlife.shimane-u.ac.jpを付けてください。
リンク
研究に用いているシロイヌナズナ変異体(光ストレスに弱い)