教員紹介
松本 真悟(まつもと しんご)
- 教授
- 生物資源科学部附属生物資源教育研究センター
- 大学院自然科学研究科農生命科学専攻
主な研究テーマ
温暖化による水稲の重金属吸収リスクの評価と対策,作物による有害重金属の吸収と排除機能の解明
<所属学協会>
日本土壌肥料学会,作物学会,地域活性学会,農業生産技術管理学会
担当講義
(学部) 植物栄養化学,基礎土壌学,自然と語ろう,農林フィールド実習,農場専門実習,基礎フィールド演習
(研究科) 土壌肥沃土論(英語),農業生産環境学特論,Fundamentals of Natural Science and Technology (自然科学論)
受験生へのメッセージ
土壌を1mも掘れば,土壌断面には何層かの層位がはっきり見えます。土壌は数千年,数万年の時を経て堆積してきたんですね。その悠久の時を駆け抜けてきたドラマを一緒に見ましょう!
自己紹介
実習教育では水田や畑に穴を掘って断面調査を行ったり,農業機械を操作して圃場管理を行っています.収穫物があるような実習は学生に人気があるのですが,私は農業生産を支える土壌の研究の魅力を地道に伝えていきたいと思っています.また,農作物を生産する上で様々なリスクとなる土壌中の重金属の動態を科学することにより安全な農産物を生産するための肥培管理技術を研究しています.特に最近の温暖化は土壌中の有害重金属の可溶化のリスクが大きくしているようなので,その対策を重点的に検討しています.
<対応可能な課題>
有機性廃棄物のリサイクル,環境保全型農業,土壌診断,肥料および土壌改良資材の評価
キーワード
ヒ素,カドミウム,コメ,肥料,海藻,バイオマス発電燃焼灰,有機農業,土壌改良資材
連絡先
- 電話:0852-34-0311(農場事務室)
- E-mail:smatsu@の後にlife.shimane-u.ac.jpを付けてください。
リンク
水稲の根表面に形成される鉄被膜