教員紹介
宮永 龍一(みやなが りょういち)
- 教授
- 生物資源科学部環境共生科学科
- 大学院自然科学研究科環境システム科学専攻
主な研究テーマ
有剣類における社会発生とその進化に関する研究,野生ハナバチ類を利用した送粉昆虫の開発に関する研究,ハナバチ類による環境評価法に関する研究など
<所属学協会>
日本昆虫学会,日本生態学会,日本動物行動学会,日本進化学会,国際社会性昆虫学会,カンサス昆虫学会
担当講義
(学部)授粉生態学,環境昆虫学,博物館概論,化学基礎実験,動物生態学実験など
(研究科)動物生態学特論
受験生へのメッセージ
学生諸君の活力が大学のエネルギー源です。皆さんの力を島大に!!
自己紹介
昆虫類,とくにハナバチ類の生態を中心に研究を行っています。ハナバチとは,花粉と花蜜で幼虫を育てるハチの一群です。被子植物の送粉者(花粉媒介者)として陸上生態系の維持に大きく貢献しているほか,施設栽培における有用昆虫としても注目されています。また,ミツバチに代表されるようなユニークな「カスト社会」を形成することから,その起源や維持メカニズムをめぐって,古くから活発な研究が行われています。私は,ハナバチが「カスト社会」を形成するに至った進化的な道筋,すなわち「Sociogenesis」に興味を持ち,原始的な社会性ハナバチを材料として行動生態学的なアプローチでこの問題に取り組んでいます。また,野生ハナバチの農業用送粉昆虫としての利用についても興味を持っています。
キーワード
社会性昆虫,送粉昆虫,ハナバチ,動物行動学
連絡先
- 電話:0852-32-7027
- E-mail:miyanaga@の後にlife.shimane-u.ac.jpを付けてください。
リンク
アカクローバーに訪花するマルハナバチの一種
野外調査の様子