生物資源科学研究科の尾形茂紀さんが、第1回環境DNA学会東京大会で「ポスター賞優秀賞」を受賞しました

2018年10月9日

 生物資源科学研究科生物生命科学専攻2年生の尾形茂紀さんが、2018年9月29日(土)に日本科学未来館で開催された第1回環境DNA学会東京大会ポスター発表会において、ポスター賞優秀賞を受賞しました。
 発表タイトルは、「環境DNAを用いたため池における希少昆虫タガメと侵略的外来種の関係調査」で、研究内容と情報伝達能力がともに優れていると評価されました。
 発表の内容について、尾形さんから次のようにご説明いただきました。
 水生昆虫のタガメは、近年、絶滅危惧種に指定されており、保全に向けた取り組みが必要ですが、どこにどのくらい生息しているのかを明らかにするのは容易ではありませんでした。そこで、野外では水を汲むだけで生息状況を簡便に推定できる革新的な生物モニタリング手法の環境DNA分析をタガメに適用して、島根県のため池74面における本種の分布調査を実施したところ、タガメの新規な生息場所を発見することができました。さらに、ベイズ推定を使ったモデルの構築から、タガメの保全にはため池周辺の好適な環境の維持と侵略的外来種の影響の詳細を理解することが必要であることを明らかにしました。

    

ポスター賞優秀賞(尾形さん).jpg     賞状(ポスター賞).jpg

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