公開日 2019年04月01日

 3月8日(金)、9日(土)、東京ベルサール新宿グランドで行われた第8回超異分野学会本大会で低カリウムメロン「しまね夢メロン」についてポスター発表「透析患者用低カリウムメロンの開発とその実用化」を行いました。
 益田市にある島根県芸術文化センター(グラントワ)で8月8日(水)に行われた「超異分野学会・益田フォーラム2018」(共催:益田商工会議所、後援:島根県、高津川流域都市交流協議会、益田市、津和野町、吉賀町)でポスター発表を行ったのが縁(最優秀ポスター賞受賞)で本大会参加となりました。
 本大会では場所が東京ということもあり、全国から多くの方が来場され、低カリウムメロンに関心を寄せていただきました。その中で、福島市立渡利中学校科学部の生徒さんたちが見に来てくれました。福島市立渡利中学校科学部では塩害土壌を植物の力で克服する研究や低カリウム・低硝酸などの機能性野菜の創造などについて、文化祭や各種学会で発表され、市民を対象にした実験講座や全国規模のコンクールにも出場されています。その成果が高く評価され、第1回日産財団リカジョ賞グランプリ「震災からの復興と地元産の農産物の風評被害を中学生の女子力で克服する」を顧問の菅野先生が受賞され、第25回コカコーラ環境教育賞・活動表彰部門で最優秀賞を受賞されています。
 科学部の生徒さんたちからは「低カリウムメロンはどのようにしてつくるのか?」、「メロン以外で低カリウムにできるのか」などの鋭い質問が多く出されました。
 今後、顧問の先生を通じて交流を深めていくことを約束して、楽しい時間が過ぎていきました。

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福島市立渡利中学校科学部の皆さん

 

 

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生物資源科学部農林生産学科
教授・浅尾俊樹
電話:0852-34-1817