島根大学研究表彰・優良教育実践表彰式があり、生物資源科学部の5名の教員が表彰を受けました

2019年10月1日

 受賞者集合写真.JPG

 山本達之 教授(生命科学科)が「ラマン分光法の医・生物学応用に関する研究」で、令和元年度島根大学長研究表彰を受賞しました。
 山本教授は、本学の重点研究の研究代表者として、平成26年度以降、2期に渡ってラマン分光法の医・生物学応用に関する研究を推進されてきました。
その間、原著論文、学会発表、特許申請など多くの業績を挙げられました。
また、ラマン分光法の発祥の地であるインドの3大学と島根大学との間の大学間交流協定や、医・生物ラマンプロジェクトセンターと3つの研究施設との部門間交流協定などを締結され、現在も積極的にラマン分光法に関する国際連携研究を推進されています。
これらの業績に対して、標記の研究表彰が授与されたものです。


 江角智也 准教授(農林生産学科)が「サクラの開花生理とゲノム解読に関する研究」で、令和元年度島根大学研究表彰を受賞しました。
 江角准教授は、本学の本庄総合農場のサクラ遺伝資源を利用した研究を進められ、2019年春には「‘ソメイヨシノ’のゲノム解読」といった社会的インパクトの高い研究成果を発表し、国内外で広く報道されたことが評価され、表彰されたものです。
 表彰式でのプレゼンテーションでは、木本性バラ科植物の開花や花序形態形成に関する研究や附属農場のサクラ遺伝資源の研究活用が、共同研究につながり、‘ソメイヨシノ’ゲノムの解読に至ったこと、また、ゲノム情報を利用したサクラの新たな開花日予測技術の可能性について紹介されました。
 
 
 巣山弘介 准教授 (環境共生科学科) が「学びの定着を目指す2つの小さな工夫」で、令和元年度島根大学優良教育実践表彰を受賞しました。
 表彰の対象となったのは、専門科目における次の内容です。
 1.「既出スライドの再投影」
 講義中、当該科目で解説済の内容が関連する場面で、受講生がその内容を思い出せるよう、既出スライドに「第○回の振り返り」というロゴを付けて再投影し、簡単に再解説する工夫です。
 2.「受験生による作問型の振り返り授業」
 期末レポートの一部として「授業内容に関するクイズとアンケートの創作」を課して期末試験日の前までに提出してもらい、期末試験日にはそのうちの68問を配布して考えてもらうとともに、優れたクイズ等にはオーディエンスレスポンスシステムで答えてもらった後に再解説する授業を行う工夫です。


 林昌平 助教 (環境共生科学科)が「宍道湖産のカビ臭産生および非産生シアノバクテリアの遺伝学的解析と三瓶ダムのカビ臭産生放線菌の群集構造解析」で、令和元年度島根大学若手研究表彰を受賞しました。
 林助教は、宍道湖には、カビ臭の原因物質を作っているシアノバクテリアと、同種でカビ臭物質を作らないシアノバクテリアが両方生息していることを報告し、その内容が新聞でも取り上げられました。また、三瓶ダムではシアノバクテリアではない、放線菌というグループの細菌もカビ臭の原因であることを明らかにされました。これらの発見が評価され、表彰されたものです。


 中間由紀子 助教(農林生産学科)が「戦後占領期における婦人教育政策の方針と展開に関する研究」で、令和元年度島根大学女性研究者表彰を受賞しました。
 中間助教は、戦後占領期の島根県を事例に、県や米軍の下部組織である地方民事部の指導が一般女性の意識や行動にどのような影響を与えたのかについて明らかにし、研究成果を関連学会において報告しました。当該研究は戦後日本、とくに農村部の民主化過程を明らかにする上で重要であり、こうした点が評価され、今回の受賞となりました。

 

お問い合わせ

生物資源科学部
電話:0852-32-6493