公開日 2023年12月11日

生物資源科学部EMSニュース2023年12月号

◎続々展開中!食品ロス・ゼロ宣言プロジェクト

 生物資源科学部では、令和3年度から『島根大学食品ロス・ゼロ宣言プロジェクト』が戦略的機能強化推進経費に採択され、松江キャンパスの生協食堂から排出される年間約10トンの有機性廃棄物の減容化と肥料化に取り組んできました。この取り組みには生物資源科学部と日本ミクニヤ株式会社(中国支店しまねオフィス)との共同研究で開発された高温好気発酵分解装置『ミシマックス』を使用して年間約2トンの有機質肥料が生産できます。令和5年度からは出雲キャンパスの生協食堂にもミシマックスを導入し、既に稼働中の松江キャンパスの装置とともに大学生協食堂の食品ロスゼロに貢献しています。そして『ミシマックス』により製造される肥料(商品名『キャンパスト』)は本庄・神西農場での作物栽培に使用されるだけでなく、各種イベントなどで販売されており、学外での利活用も広がっています。これらの取り組みは本学の広報誌である『広報しまだい』で発信されるとともに、新聞、テレビなどでも紹介され、本学のSDGsへの貢献活動として広く市民の皆さんに周知されています。さらに、高温好気発酵分解装置『ミシマックス』は令和5年度に帝京大学の学生食堂にも2基導入されました。島大発の食品ロス・ゼロ宣言プロジェクトが全国へ広がっていくことが期待されます!

 

今年度から出雲キャンパス食堂に導入された高温好気発酵分解装置『ミシマックス』

松江ファーマーズマーケットで農場生産物とともに『キャンパスト』を販売しています


《上記に関連する情報につきましては、以下のURLよりご確認いただけます》
〇島根大学食品ロス・ゼロ宣言プロジェクト
https://youtu.be/GY7kWRbKgEA
〇日本海テレビ みんなのSDGs
https://www.nkt-tv.co.jp/SDGs/
〇広報しまだい54号
https://www.shimane-u.ac.jp/_common/images/01/stories/koho_shimadai/file_koho_shimadai/kohoshimadai54/html5.html#page=17
〇山陰中央新報 令和5年5月16日記事『学生食堂の廃棄物で肥料』
https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/384230


 

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